使用機材 | 機種名 |
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SACD/CDプレーヤー | マランツ SA-14 |
プリメインアンプ | Audio Space AS-6i(300B) |
スピーカー | sonus faber CREMONA Auditor + パイオニア PT-R4 |
ラインケーブル | KIMBER KABLE KS-1010⇒ P-202⇒SAEC SL-1803 |
スピーカーケーブル | KIMBER KABLE 4TC |
一般的に機器が、グレードを上げていくに従い、音を包むガラスが薄く透明になっていく感じを受けるのに対してP-202はガラスではなく、透明なシルクで包まれる、といった印象を受けました。刺激的な音を出さずに、音にまとまりを持たせる、それでいて音の純度は損なわない。私はクラシック(特にヴァイオリンなど弦楽器)や女性ボーカルが好きで多く聴きますが、私の音の好みとしては好ましい方向へ変化してくれました。たとえばヴァイオリンの音色で、これまでは響きの中に多少華美な音色がついていて個人的には気に入っていたのですが、P-202を入れることでこの部分が取れて、非常に優等生的な音色になったと感じました。この華美な部分はひょっとしたら電気的なノイズが要因としてあったのかもしれません。
ゆっくり落ち着いて音楽に浸るという点では抜群の相棒になってくれると思います。