使用機材 | 機種名 |
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アナログプレーヤー | マイクロ SX1500FVG |
トーンアーム | SME 3012R |
カートリッジ | オルトフォン SPUクラシックGE、 MC20S、他 |
フォノイコライザーアンプ | ラックスマン E-03 |
CDP(トランスポートとして使用) | デノン DCD-S10 |
DAコンバーター | Bardland Audio Odeon-Lite |
プリアンプ | ラックスマン C7improved |
パワーアンプ | ラックスマン M7improved |
スピーカー | JBL S3500 Zingali OCM-106 他 |
現状の音質にほぼ満足していたのですが、アナログと比べるとどうしてもデジタル特有の感じが残り気になっていました。そう、よく言われるように、金属臭が気になるのです。長時間ゆったり浸ることができません。デジタルだけを聞くなら気にならないのでしょうが、アナログを聞いたあとにどうしてもひっかかってしまうのです。
そんなとき雑誌で目にしたのが、タクマン電子さんの音質改善機p-202という機械でした。早速ホームページで調べて見ると、試聴機貸し出しをしてもらえるとのこと。 試聴機を貸し出してもらってセッティング。ケーブルはとりあえずあり合わせの物を使用。音が出たとたんにたまげてしまいました。
音場がさらに透き通り、抜群の解像度をともなって気配までも感じとることができるようになったのです。空気感がすばらしくよく出てきます。明らかにSNが改善されたのがわかります。ディスクに入っている情報を正確に描写、まさにそんな感じなのです。
こう書くとなにか冷たさを感じるかもしれませんが、そうではありません。JBLのS3500が今まで自分が聞いたことがない音で鳴ってくれているのです。
温もりがあり、生よりも生らしくプレーヤーのパッションを感じとることが出来ます。パワー感だけでなく繊細感までもよく出してくれます。今まで以上に音楽に浸れる、そんな感じです。何時間でも聞いていられる、これこそ自分が求めていた音です。
p-202をはずして確認してみると、すごくひずんだような音で金属臭が耐えられません。デジタルの音に満足できていない人には、一考の価値ありの機械だと思います。