使用機材 | 機種名 |
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CDプレーヤー | デノン DCD 1650AZ-N |
プリメインアンプ | デノン PMA 2000IV-N |
スピーカー | INFINITY KAPPA 600 |
ラインケーブル | SAEC SL-1903 6N HYBRID⇒ P-202E⇒Audioquest Diamondback |
電源タップ | OYAIDE OCB-1 DXS |
私のAudioはせいぜい50万円程度のシステムで格別の不満もなかったのですが、最近ひょんなことからAmp用に電源ケーブルを初めて購入しました。電源ケーブルが音質に影響することは知識としては知っていましたが、遠い高級システムの世界の話と思い込んでいました。実際にその効果を自分のシステムで実感してしまうともう止まりません。後はCDPlayerの電源ケーブル、RCAケーブル、SPケーブル、電源BOX、コンセントなど一通りケーブル関係を改善しシステムのパフォーマンスは50%改善されたと満足していました。
私はもっぱらJAZZを聴いておりますが、改造後の1,2週間は手持のCDも全てが新たなCDのごとく新鮮に感じ、かなり満足しておりました。しかし新しい音に慣れてくるとピアノの音色が気になってきました。チェンバロに似た音色に聴こえたり、高音の心地悪さが鼻についてきました。音質が向上したため今まで気がつかなかったCDくささがわかるようになったものと思われます。
システムの限界を考え、SPを換えるか真空管Ampにするか本気で悩み始めました。そんな時たまたま御社の広告をAudio Accessory誌で拝見しました。ユーザーの方の寄稿文につられました。そして御社のHPの機器紹介記事に心躍りました。記事は私の置かれていた状況そのものでしたので迷うことなくP-202Eを発注しました。
私は今御社のP-202Eに大満足しております。求めていた音がようやく手に入ったと感謝しています。聴いていてどこにも破綻のない気持ちよさ、そんな環境を簡単に実現してくれたあの魔法の小箱に感謝しています。誰もがデジタル音とは思わないでしょう。こんな音が欲しかったのです。私も技術屋の端くれですが畑違いで電気、電子のことは全くわかりません。したがってP-202Eの原理についてもちんぷんかんぷんですが、その原理に気がついたこととそれを普遍化して製品化してしまうことの素晴らしさは充分に理解できるつもりです。日本人の技術はすばらしいということを実感させていただいたことも含めてP-202Eを完成した技術者の方々にお礼を申し上げます。心底「いい仕事しているねー」と云いたい気持ちです。
蛇足ながらP-202Eは私クラスのAudioユーザーに対する福音であり、オーディオ誌はもっとP-202Eを大々的に取り上げるべきだと感じています。私のような不満を持っているユーザーは結構いると思うのでそうした人たちにも知ってもらいたいというのがJAZZファンとしての偽らざる気持ちです。そして宣伝すればもっと売れると他人事ながら応援したくなってしまいます。
御社の次なる展開に期待しています。満足できる製品をありがとうございました。