使用機材 | 機種名 |
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CDトランスポート | クレル MD2 |
DAコンバーター | クレル SBP32X |
パワーアンプ | パス X-250 |
スピーカー | ウイルソン・ベネッシュ ACT ONE |
ラインケーブル | CDトランスポート⇒DAC間 … タイムロード ABSOLUTE-RCA DAC⇒P-202E間 … ワイヤーワールド スーパーエクリプス P-202E⇒プリアンプ間 … MIT MI330 プリアンプ⇒パワーアンプ間 Wasatch ULTAMA(XLR) |
SPケーブル | トランスペアレント MusicLink SUPER×2 (バイワイアリング) なお、通常は DAC⇒プリアンプ間 … ワイヤーワールド ゴールドエクリプス(XLR) |
P-202Eを聴いて、まず、これまでとは全く違う音の出方に驚きました。音が優しく、透明で、自然です。自然といってもアナログレコードとはまた違い、CDの端正な音に柔軟さが加わった、まったく新しい音の魅力を感じました。あえて似た印象を探すとSACDに近いかもしれません。
最もショックを受けたのは、P-202Eを外して元に戻したときです。いままで、こんなにきつくてトゲトゲしい音を聴いていたのだろうかと、がっかりしました。いろいろな対策を施して、自分のCDの音にはけっこう満足していたんですが・・・。
あえてケチをつけるとすると、どんな音楽もきれいに滑らかに上品に鳴ってしまうということですが、P-202Eはケーブルの素性もストレートに出してくるので、この印象はケーブル選びで変わってくるのかもしれません。
CDの音では安らげない、くつろげないと思っている人にはぜひ試してほしい機器です。